暮らし美人化計画ハウスキーピングSan 整理収納コンサルタントの里舘友子です。

子供達のお弁当を作る必要がなくなって、
作り置きや冷凍保存を大量に作る必要もなくなったのに、
数年経っても　捨てられなかったお弁当箱や密封容器や水筒。

暑い日、寒い日、遠足の日、合宿の日、
目的ごとに形も大きさも様々必要だったし、
あれこれ持たせたかったから
いつの間にか　こんなに増えてしまって。

あの頃は本当に忙しかったけれど、楽しかったですね、

そんな会話で、激しく共感しあいながら
N家のキッチンの整理収納をサポートさせていただいた日。

お互いに　子ども達はとっくに成人して家を出ている。
弁当箱の役目もとっくに終わっている。

でも、お弁当箱は捨てられない人は　多い。
母親にとってのそれは、特別だからでしょうか。

だから「ちゃんと」捨てるのがいいみたい。

ちゃんと、と言っても、
「今までありがとう！」
そう言いながらゴミ袋に入れるだけ。
わずか数分で食器棚の一段が空っぽになりました。

「ちゃんと捨てること」は
「親の務めを卒業した」という納得の儀式、
そして晴れ晴れと子離れする儀式かも知れない。

こっそり告白しますと、「あ、うちもやらなきゃ」と思い立ってその翌日、
私もやっと、息子のお弁当箱と密封容器と水筒をちゃんと捨てたのでした！

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