暮らし美人化計画ハウスキーピングSanの里舘友子です。

道端の落ち葉があまりにもきれいなので写真に「収めて」みました。
いや、写真に「納める」が正しいのかな？

「収める」と「納める」はどちらも同じような意味があるのに
収と納を重ねて「収納」という言葉になっているのはなぜでしょう。

ずっと小さな疑問だったので少し調べてみました。

その起源と言われるのが、平安時代の宮中にあった『納殿(おさめどころ)』で、
ここには金銭や衣装・調度品が収められていました。

この納殿が「納戸」に変わったのは、実は江戸幕府が『納戸方』という
職名を定めたからだという説があります。

納戸方は将軍家の財産、金銀や衣服・調度品を管理・出納し、
諸大名・旗本からの献上品である金銀や物品だけでなく
彼らに賜与される金銀・褒賞を取り扱う重要な職業だったようです。
　　　参考サイト　コトバンク

便利なものが溢れる現代にこそ各家庭に「納戸方」が必要かも知れません。

納戸に大切な物を収め管理をすることから
『収納』という言葉が生まれたのだとすれば
大きな納戸はなくても　限られた空間を有効に使うための整理収納法は
まさに時代の必然かも、

なんて　秋晴れの散歩が気付かせてくれた日曜日でした。

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